不利な条件

競馬というギャンブルは、プレイヤーにとっては不利な条件といえます。レース後にプレイヤーに分配される払い戻し総額は、プレイヤー全体の馬券購入総額のうち75%です。売り上げ全体の25%が取り分となる胴元が必ず勝つわけですから、プレイヤーの回収率が長期的に100%を超えることはかなり難しいことだといえます。
仮に1番人気の馬を買い続けたとしましょう。2~3倍のオッズであることが多いでしょうが、実際にそのオッズに合った的中率は期待できません。1番人気の馬が勝つのは4~5回に1回程度と考えたほうがよいでしょう。1番人気から馬連などの馬券を買った時でも、よほど手を広げない限り的中率は5分の1から10分の程度です。
胴元としては、そのあたりがギャンブルとして成立するラインとなります。プレイヤー側はこの不利な条件を克服するため、さまざまな情報を収集して予想を立てていかねばなりません。勝率で換算すれば2割くらいになるかもしれません。1勝4敗というペースは、人によってはたくさん負けている印象を抱くかもしれません。しかしそれでも良いのです。競馬は回数によって勝ち負けが決まるのではなく、トータル金額で勝ち負けが決まります。5回に1回だけの的中でもそれまでの負け分を上回れば勝つというわけです。
そのためには馬券の買い方が重要になります。穴狙いで行くときは手広く、本命狙いで行くときは少ない点数に絞って馬券を購入すべきです。これを逆にやっていたら、絶対にトータルで負けます。
プロの競馬予想家は、この買い方をとてもうまく行っています。予想のスタイルのほかに、買い方のスタイルも持っているのです。買い方こそが馬券の勝ち負けを左右するのだということがいえます。

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